終活という言葉は2009年、週刊朝日から生み出され、後年、新語・流行語大賞にも選出されたわけでありますが、いわゆる広い意味での『終活』などは、人間、生きていれば、人類誕生と言われる数十万年前の人間でも、当然に行っていたでありましょう。
当事務所約60年の歴史は、まさにお客様の『終活』のお手伝いと言っても過言ではありません。 (庭田総合事務所初代・亡・庭田時治の業務日誌に明らかです)
このことは、現時点で数千人にも及ぶ、当事務所のお客様が知るところでもあります。
特定の業者、金融機関、保険会社などと結びつかない当グループは、今流行りの終活と言われるものにおいても、その相談とアドバイス、コンサルティングに対して、真摯に取り組み、『歴史ある最先端』を目指します。
ということで、
今流行りの『終活』や『エンディングノート』については、法律の専門家である当グループとしての考えが、別稿に書いてあります。
とは言え、各所で開催されている無料セミナーやマスコミの力ですね、最近、当事務所に来られるお客様からも『終活』という言葉を耳にする機会が増えてきました。
そこで突っ込んでお聞きしてみると、面白い現象が浮き彫りとなりました。
つまり、言葉として聞いたり、意味は知ってはいるが、そのお客様が 『終活』という言葉を肯定されているわけではないのです。
なぜなら、『終活』という言葉は『人生の終わりのための活動』の略だそうでありますが、どうも好きになれない、違和感を感じると言われるのです。
ネットで調べてみましたら、現在のブームの中で、『終活』という言葉に違和感を抱いている人が、なんと過半数でした。
特に『終』の字が気に入らないという人々が多いです。
やはり、という感じです。
『終活 違和感』で検索してみてください。たくさん出てきます。
さらに『ブームとしての終活の怪しさ』や『終活に関する注意事項』で検索すると面白い記事が出てきます。
以下、参考に掲げます。
いかがですか。
ことほど左様に、ブームを煽っている感じがいたします。
そのような方々の『経験』、『実力』、『人間性』、さらには、根底にある
ものの『本質』を見極めましょう。
と、ここまで書いていたら、当事務所のブレーンであり、宗教や哲学に深い知識を持つKが横から言いました。
Kの意見も参考にして事務所内で協議した結果、当事務所では『終活』という言葉は使わない、改めて『生活』と言おうと決めました。
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