『身元保証』とか『身元保証紹介』、『身元保証代行』、『身元保証会社』などの用語で 検索してみてください。
高齢者の増加、あるいは介護施設の量的拡大、種類の充実等に伴い身元保証を業とする業者が結構出て来ました。
病院入院や介護施設等に入る場合、保証人を求められますね。
大多数の方々は、家族が保証人になるので特別問題はありません。
しかし高齢者で身寄りがいない、あるいは保証人を家族や親戚に頼みたくない事情のある方も少数ですが居られます。
そのような時に、保証人になってくれるシステムとか、保証人紹介会社とか存在するわけです。
良心的な業者で、広告、宣伝通り、トラブル無く機能すれば、利用せざるを得ない方々にとっては救いの神となります。
ここ、鹿児島ではあまりなじみがありませんが、昔から仕事として保証人になるという業態はありました。
私の古い経験を言わせてもらえば、経営コンサルタントになるべく勉強していた1980年代のことです。
ネットの無い時代ですから、書店に並ぶビジネス雑誌に『代理店募集』とか『ノウハウを教える』という広告が出ておりました。
ただビジネス雑誌とはいえ、一流の雑誌というよりは、少しいかがわしい感じのする雑誌です。
電話か郵便で申し込めば、有料ですが資料を送ってくれるというわけです。
面白半分、資料を取り寄せてみました。
小は賃貸住宅に入る際の保証人から、就職の際の身元保証、その他、結構リスクを伴うのではないかと、こちらが心配するような保証まで項目が並んでおりました。
もちろん私がその仕事をしたわけではありませんが、研究、ウォッチングだけは継続して行ってまいりました。
そのような数十年の変遷を経て、最近の業界の話です。
高齢者の介護施設入居の場合、100万円前後あるいはそれ以上の保証料を設定しているようです。
それだけのお金をかけても、世の中には『お金で済むことなら』という方もいらっしゃいます。
また、困っている方が、このようなシステムのおかげで、助かって本当に良かったという場合もあるでしょう。
しかし、考えても見てください。
昔から『保証人にだけはなるな』というのが常識でした。
子供の頃から、そのように言われてきている方が殆どだと思います。
それを『業として』するわけです。
逆説的に言えば、『保証人にだけはなるな』というので、保証人がいないで困っている。
だから、このような業者の存在意義があるとも言えます。
なにはともあれ、大きなお金が動く場面です。
最善の注意を払って、対応するようにいたしましょう。
安心、安全、誠実で良質な業者を選ばないといけません。
当事務所グループは、『身元保証業務』はいたしません。
しかし研究所ならびにグループの総員で、情報収集はしておりますので、迷われたら事前に当事務所にご相談ください。
※ 税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士等の資格者、いわゆる士業者の方々が、新規事業としてこの業務に参入する例も見られます。
その際、どのような点に注意して経営していくべきかについて、当事務所の膨大なデータでコンサルティングいたします。ご相談ください。
(注:コンサルティング料金が必要です)
※ 参考のために『保証人にはなるな』でも検索してみてください。
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