以前サーバーとして使っていたこのマシンは、現在のサーバーに切り替えたことでお役御免となり、暫く事務所の片隅で眠っていましたが、処理能力は事務仕事するには十分過ぎるほど。
そこで、端末機として再生することにしました。 |
しかし、問題となったのはメモリ不足。
OSをこれまで使っていたXPではなく、将来を見据えてVistaに切り替えようとしたところ、処理能力は十分でもメモリがやや不足していたのです。
更に、サーバー用の機種だったため、一般に流通しているメモリとは規格が異なっており、近場のPCショップはおろか、ネット上で探してみてもなかなか見つかりませんでした。
仮に見つかったとしても、流通量が少ない分大変に高価。
と、いうより、かつてはその位の値段が普通で、最近が安くなりすぎといえるくらい安くなっているというのが実情なのですが……。 |
とはいえ、半分お遊びのような研究にあまりお金はかけられないので、eBayを利用しました。
eBayはアメリカ最大手のインターネットオークションサイトですが、
オークション(競り売り)ばかりではなくショッピング(小売)も利用できるシステムが出来ています。
仕様だけを羅列して検索にかけたところ、なんとか発見。価格も五分の一ほどの値段で揃えられることになりました。 |
そして、届いたのがこちら。 |
台湾製のメモリを アメリカのサービスを使って カナダの売主から 日本に届けてもらう。
ネットならではですね。 |
サーバー機は概してメンテナンス性が良く、このケースは工具なしですべてのパーツの取り外しができます。
メモリを難なく取り替えて電源を入れると、一度詳細不明なエラー画面が出てきて焦るものの、接続を確かめてから再起動させると無事起動しました。
写真は撮りませんでしたが、システム画面からメモリがアップデートされていることを確認。 |
そしてハードの入れ替えの次はソフトの入れ替えです。
HDDもアタッチメントパーツがついており、一度それを付けてしまえば、工具要らずで本体から自由に取り外しができ、かつ固定もバッチリです。不意な衝撃でズレるのが一番怖いですからね。 |
二つに分けられていたので、ディスク割り当てを解除してから改めて一つの領域に割り当ててフォーマット。
|
これにVistaをクリーンインストールしました。 |
間が飛びますが、本体にセットしてOSインストール。
OSインストールの時点でビジュアライズされていてマウスが使える辺りに昔のMeなんかとは隔世の感があります。 |
以上で再生完了。
海外からの送達が長くかかったのでニ、三週間かかりましたが、作業は一日で完了しました。 |
おまけ
Vistaも二つ三つ前のパッケージなので、更新プログラムが3ケタ公開されていました…… |