さて、花宇宙シリーズ第二弾です。
これを書いている2016年3月、わたくし庭田正治も64歳になりました。
早稲田大学3年20歳のときから父を手伝い、まことに良く働いた40数年間。
山あり谷あり大波小波。
若いころは荒れ狂っていると思っていた大波も今、遠く離れて見たら小波のように感じられます。
病気もしましたし、生活を単純化したいと思っていますので、今の私はほとんど外出しなくなりました。
自宅・研究所の敷地は半分以上が庭で、まるで森の中のように木や草が生い茂っています。
休みの日は日がな一日、立ったり座ったり寝転んで、アリや鳥、雨のしずく、陽光など自然の姿を眺めたり写真を撮っています。
雨の音や雷の音を聞きながら、稲光を見たり石ころひとつ見ていても、 全く飽きることがありません。
二人の息子たちも資格を取ってくれました。
息子たちを教育して良き職業人に育て上げねばなりませんが、
エミリー・ディキンソンの詩心と熊谷守一の絵心を持ち、丸山健二の文章力を夢とし、串田孫一先生のように生きられれば良いなと思っています。
※ 『花宇宙』 は商標登録済です。
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写真も増えてきましたので『花宇宙U』もこれくらいにします。
ほとんどすべてが自宅・研究所で撮影したものですが、これからも写真はもとより花の種は蒔き続けます。
花が咲こうと咲くまいと、私は種を蒔きます。
営営黙々と蒔き続けます。
仕事と一緒です。
ですので皆様、どうぞこれからも庭田総合事務所を宜しくお願い申し上げます。