リッチレイ・スター/1951年(昭和26年) |
戦争が終わってわずか6年、日本中が貧しく、物心両面で大部分の国民が飢えていたころの子供用カメラです。 |
こんなふうにネジをはずして、上に開きます。 フィルムは「ボルタ版」で、写るサイズは24×24ミリです。 |
シャッター速度はBと50分の1秒(くらい)の2種類です。 絞りは一枚の鉄板に開いた2つの穴と全開とで3つの値を変更できるようになっています。 |
ボディはベークライト製で、子供の手にちょうど良いサイズです。 |
無機質であって無機質な存在ではないオブジェとなって 数十年もの歳月を経て今ここにあります。 |
少年時代
井上陽水 作詞/作曲
夏が過ぎ かぜあざみ
誰の憧れにさまよう
青空に残された
私の心は夏模様
夢が醒め 夜の中
長い冬が窓を閉じて
呼びかけたままで
夢はつまり 想い出の後先
夏祭り 宵かがり
胸の高なりにあわせて
八月は夢花火
私の心は夏模様
目が醒めて 夢のあと
長い影が夜にのびて
星くずの空へ
夢はつまり 想い出の後先
夏が過ぎ かぜあざみ
誰の憧れにさまよう
八月は夢花火
私の心は夏模様